6月5日にソウル龍山CGVで話題の映画『クロッシング(Crossing 2008)』のマスコミ試写会と記者懇談会が行われました。
『クロッシング』は脱北者の残酷な現実を描いていて、話題になっています。
制作費はなんと40億!!
『円』ではなく『ウォン』です。(約4億円)
また、映画自体の内容が繊細な事から、韓国と中国、モンゴルで極秘に撮影されたのだと言う。
出演 :チャ・インピョ, シン・ミョンチョル
演出 :キム・テギュン
監督 :キム・テギュン
制作費:40億ウォン
公開日:6月26日
『クロッシング』は実話に基づいた作品です。
2002年に脱北者達が在北京のスペイン大使館へ駆け込んだ事件をモチーフにされています。
監督のキム・テギュンは『準備に4年もかけてきたのに、もしかして公開できないのではと不安だった』と言っています。
監督の言葉ですから、どれほど長い時間、しかも極秘で撮影が進められたたが伺えます。
韓国で脱北者に関する映画を上映する事はデリケートな部分があると思いますが、現実を伝えたいとの思いが伝わってきますね。
チャ・インピョも『政治的な意図はありません。脱北者たちの現実を観客に伝えることで、彼らを助けたかっただけです。』と語っています。
北朝鮮、脱北者に関しては日本とも関係が深いないようです。
政治的な視点ではなく、あくまで現実に起こった、起こっていることを素直に観てみたいです。
今から楽しみ!!